ラグビー日本代表 選外だった山中亮平が追加招集 マシレワが負傷離脱 日本協会が発表 山中「第2章が終わってなかった」
日本ラグビー協会は18日、W杯フランス大会に臨んでいる日本代表のFBセミシ・マシレワ(花園)が離脱し、FB山中亮平(神戸)を追加招集すると発表した。
マシレワはイングランド戦の前半6分にキック後に右脚付近を負傷。プレー続行が困難となり、途中交代していた。
35歳の山中は2019年日本大会で全5試合に出場し、日本の初8強入りに貢献。W杯前の今季の代表活動ではサモア戦とトンガ戦の2試合に先発出場していたが、最終的なメンバーから外れていた。
ただ、落選後には自身のX(旧ツイッター)を更新し、「諦めるのは性に合わない」と宣言していた代表引退を撤回して2027年W杯オーストラリア大会を目指す意向を明かしていた。現在は世界各国から選抜された選手で編成される「バーバリアンズ」の欧州での活動に参加しており、この日にも代表本隊に合流する見込みとなっている。
山中は発表後に自身のX(旧ツイッター)を更新。「第2章がまだ終わってなかったな。」と、思いをつづった。
日本は初戦のチリに42-12で勝利し、第2戦のイングランドには12-34で敗れている。1勝1敗で28日に第3戦のサモア戦を迎える。