やり投げ・北口榛花が帰国「充実した3カ月半」 世界選手権金&DLファイナル日本勢初優勝

 トロフィーを持ち、笑顔を見せる北口榛花(撮影・西岡正)
 特注で作成されたハイチュウの「オメデチュウ」
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 陸上女子やり投げで、8月の世界選手権(ブダペスト)で金メダルを獲得した北口榛花(25)=JAL=が19日、羽田空港に帰国し、記者会見を行った。6月からの海外遠征を終え、「充実した3カ月半になりました」と笑顔だった。

 今季は世界選手権で優勝し、24年パリ五輪切符を獲得。世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルでは日本勢初優勝を果たした。DLでは5戦4勝で日本記録を2度更新。圧巻の内容に「ほとんどのタイトルをとれた。去年よりもさらに上の『ブレークスルー(打破)』を起こせた」と手応え十分だ。

 様々な祝福もあった。森永製菓の社員からは世界選手権で話題になったハイチュウ、JALの同期からは花束と金のカステラが贈られ、「ありがとうございます」とトレードマークの笑顔を見せた。

 今後はオフに入る意向で、予定していた国内試合は欠場する。「ちょっと燃料不足で」と笑った世界女王。勝負の24年へ、充実のオフで備える。

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