山中亮平 ラグビーW杯日本代表に合流 落選に落胆もうれし追加招集「ベスト尽くす」

 2度目の夢舞台への扉は、思いがけない形で開かれた。ラグビーのW杯フランス大会の日本代表に21日、35歳のバックス山中亮平(神戸)が追加招集された。17日のイングランド戦で負傷したセミシ・マシレワ(花園)に代わり合流。20日に練習に初参加し「与えられた自分の役割、仕事を果たしていきたい」と意欲十分に話した。

 8月発表のW杯登録メンバーに選ばれなかった。「どこかで行けるかなという気持ちはあった」と話す。予期しなかった現実に激しく落胆し、約1週間は立ち直れなかったという。しかし心機一転し、4年後の次回W杯を目指すことを決断した。

 W杯メンバーのけがなど不測の事態に備える代表チームの方針もあり、その後は各国・地域の選手で編成されるバーバリアンズに参加。イングランド戦の翌朝に招集の電話を受け「すごくうれしい気持ちだった」。28日(日本時間29日)に第3戦のサモア戦を控える。「自分の持っているベストを出したい」と抱負を語る口調は若々しかった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス