大関の意地 貴景勝が熱海富士下し3敗で首位並ぶ 高安は痛恨黒星で4敗に後退 霧島は大関対決制しかど番脱出 豊昇龍7敗目

 熱海富士を寄り切りで下した貴景勝(右)=撮影・三好信也
 熱海富士を寄り切りで下した貴景勝(手前)=撮影・三好信也
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 「大相撲秋場所・13日目」(22日、両国国技館)

 大関貴景勝がここまで2敗で優勝争いの先頭に立っていた前頭十五枚目の21歳、熱海富士(伊勢ケ浜)を寄り切って3敗で並んだ。14日目は貴景勝は新大関豊昇龍と、熱海富士は阿炎と対戦する。

 3敗で追走していた高安は北勝富士に送り出しで敗れて4敗に後退した。

 大関対決は霧島が新大関の豊昇龍を上手投げで下し、勝ち越し。かど番脱出を決めた。豊昇龍は7敗目で来場所かど番の危機を迎えた。

 関脇大栄翔(追手風)は豪ノ山をはたき込んで9勝目。関脇若元春は剣翔を相手に立ち合いでぶつかった際に鼻から大量流血したが、渾身の寄り切りで8勝目。勝ち越しを決めた。

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