文田健一郎、日下尚が五輪代表に 世界レスリング第7日
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【ベオグラード共同】来年のパリ五輪予選を兼ねたレスリングの世界選手権第7日は22日、ベオグラードで男子グレコローマンスタイルが行われ、60キロ級で東京五輪銀メダルの文田健一郎(ミキハウス)が23日の決勝に進み、77キロ級の日下尚(三恵海運)は3位決定戦を制し、ともに五輪代表に決まった。文田は2大会連続2度目、日下は初の五輪となる。
27歳の文田は準決勝でゲボルク・グアリビャン(アルメニア)を下した。22歳の日下はアラム・ワルダニャン(ウズベキスタン)を破り、世界選手権の日本グレコ史上最も重い階級でのメダル獲得を果たした。
五輪階級で5位以内の選手の国・地域に出場枠が与えられ、日本勢は3位以内で代表に決定。97キロ級の奈良勇太(警視庁)は初戦で敗退し、今大会での出場枠を逃した。