樋口新葉 華麗演技で観客魅了 長期休養から復帰3戦目「よくなってきている」

 女子SPで演技する樋口新葉(撮影・三好信也)
 樋口新葉のSPの演技(撮影・三好信也)
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 「フィギュアスケート・東京選手権」(23日、ダイドードリンコアイスアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、22年北京五輪5位で団体銅メダルの樋口新葉(22)=ノエビア=が68・09点をマークした。男子SPは、北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が89・80点で首位発進。2位に佐藤駿(エームサービス・明大)、3位に三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)がつけた。今大会は12月の全日本選手権(長野)の予選を兼ね、上位21人が11月の東日本選手権(青森)に進む。

 長期休養を経て、復帰3戦目となった樋口は華麗な演技を披露し、観客を総立ちにさせた。最後のスピンで崩れたものの「全体的には動きはよかったし。最後まで流れが止まらないように、ジャンプもステップもスピンもよくなってきている」と納得の表情。24日のフリーへは「後半ミスしないようにしたい。最初から最後まで勢いをなくさないように滑りきりたい」と力を込めた。

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