北京五輪銀メダルの鍵山優真が復活印象付ける圧勝劇「ジャンプ以外で成長を感じられた」今季自己最高284・75点

 フリーでも華麗な演技を見せ優勝した鍵山優真(撮影・三好信也)
 フリーでも華麗な演技を見せ優勝した鍵山優真(撮影・三好信也)
 優勝した鍵山優真(中)2位の佐藤駿(左)3位の三浦佳生(撮影・三好信也)
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 「フィギュアスケート・東京選手権」(24日、ダイドードリンコアイスアリーナ)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の22年北京五輪銀メダリスト、鍵山優真(20)=オリエンタルバイオ・中京大=が今季自己最高のフリー194・95点、合計284・75点で圧勝した。

 冒頭の4回転サルコーを決めると、4回転トーループからの3連続ジャンプなど次々とジャンプを決めていった。すべてのジャンプを成功させ、圧巻の表現も披露。演技後は顔を覆い、拳を握った。

 昨季は左足の疲労骨折で、不遇の1年を過ごしたが、復活を印象付ける演技。「きのうのSPで失敗した4回転サルコーだったり、ロンバルディア杯で失敗した4回転トーループを落ち着いて、両方決めることができたのでよかった。後半はロンバルディア杯の方がよかったかなと思うので、もっともっと体力をつけて余裕をもたせるのが課題かなと思う」とした上で「この構成で(フリー)190点台を出せた。ジャンプ以外で成長を感じられた部分が多かった。スケーティングなどの点が出てたので、その辺が以前より成長した部分かなと思う」と、今後への手応えを口にした。

 SP2位の佐藤駿(エームサービス・明大)が251・28点で2位、SP3位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)が227・33点で3位に入った。

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