レスリング 女子最重量級でパリ五輪切符獲得の鏡優翔、アニマル浜口に弟子入り志願?「気合もらいたい」浜口京子以来20年ぶり世界一で帰国
レスリングの世界選手権で優勝し、来夏のパリ五輪代表を決めた女子76キロ級の鏡優翔(かがみ・ゆうか、22)=東洋大=が24日、ベオグラードから成田空港に帰国し、「率直に幸せ。(祝福の)メッセージの通知が鳴りやまなくて、幸せいっぱいです」と声を弾ませた。
女子最重量級としては、2003年大会(当時72キロ級)の浜口京子以来、20年ぶりの世界一に輝いた。快挙を成し遂げ、「20年も金メダルがなかったと聞いて、厳しい世界だったんだなと。その中で金メダルを取ることができてよかった」と感慨を込めた。
大先輩の浜口京子(45)からは「本当におめでとう」と祝福のメッセージをもらい、「私は浜口さん以来の金メダルが取れてうれしい」と感激を伝えたという。また、浜口の父で元プロレスラーのアニマル浜口(76)とは面識はないというものの「ぜひ絡みたいと思っています(笑)」とラブコールを送り、来夏を見据えて「気合をもらいたいです!!」とワッハッハと笑いながら両拳を握った。
五輪では04年アテネ、08年北京大会の浜口の銅メダルが最高。日本女子最重量級の悲願を背負う22歳は「絶対に金メダルを私が取りたい。最重量級の初の金メダルは、私が取るって決めてます!」と決意を新たにした。