レスリング127連勝Vの藤波朱理、パリ五輪切符獲得も「通過点」喜ぶ暇なく杭州アジア大会へ2連戦「優勝してから余韻に」

 レスリングの世界選手権で2年ぶりに優勝し、公式戦127連勝に伸ばした女子53キロ級の藤波朱理(19)=日体大=が24日、ベオグラードから成田空港に帰国した。今大会メダルを獲得したことで来夏のパリ五輪代表にも決まったが、「まだ実感がない。パリ五輪で金メダルを取ることが自分の目標なので、まだまだ通過点。残り10カ月かけて、さらに進化していきたい」と気を引き締めた。

 喜びに浸る暇もなく、すぐに杭州アジア大会(レスリングは10月4~7日・中国)にも出場する。休むこと無く25日から調整に入るという藤波は「アジア大会で優勝してから(世界選手権の)余韻に浸りたい。アジア大会で優勝して、最高に喜びたい」と臨戦態勢を崩さなかった。

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