角田夏実 アジア大会「金」一番乗り オール一本「絶対に勝たないといけない試合だった」

 「杭州アジア大会」(24日、杭州)

 柔道は女子48キロ級でパリ五輪代表内定の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が今大会で日本の金メダル1号となり、前回大会の52キロ級に続く2階級制覇を飾った。男子66キロ級の田中龍馬(筑波大)も優勝。競泳は女子50メートル平泳ぎで鈴木聡美(ミキハウス)が30秒14の日本新記録をマークし、男子100メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)とともに銀メダル。池江璃花子(横浜ゴム)らで臨んだ女子400メートルリレーも2位。体操の男子団体総合決勝で日本は中国に及ばず銀メダル。ローイング(旧ボート競技)の女子かじなしフォアで日本は2位。近代五種の日本は男女ともパリ五輪の出場枠を獲得した。

 盤石の強さで日本選手団に最初の金メダルをもたらした。柔道女子48キロ級の角田は全3試合で一本勝ち。世界選手権3連覇中の実力を遺憾なく発揮した。定位置の表彰台の中央に立ち「絶対に勝たないといけない試合だった。ほっとしている」と笑みをたたえた。

 最初の2試合は必殺のともえ投げ、関節技であっさり決着。昨年世界選手権3位のアブジャキノワ(カザフスタン)との決勝は中盤に組み際の鋭い足技で技ありを奪い、その流れから腕ひしぎ十字固めを決めた。日本女子の増地監督は「ともえ投げだけでないところを見せた」と喜んだ。

 前回ジャカルタ大会は52キロ級で優勝。その後、20代後半で階級を下げる異例の挑戦を実らせ、6月にパリ五輪代表に内定。最高峰の舞台には31歳で立つ。

 五輪制覇へ向けては、まだ試行錯誤の途上。今大会では新たな減量や直前調整の方法を取り入れ、手応えを得た。内定後最初の大会を最高の結果で飾り「いいスタートが切れた」。今回同様、開会式翌日に登場する来夏のパリでも日本選手団を勢いづけそうだ。

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