Bリーグ開幕へ島田チェアマン「W杯のバスケ熱絶やさない」 河村勇輝も決意「プレーで魅力表現したい」
バスケットボールのBリーグは25日、8シーズン目の開幕(10月5日)を前に都内で記者会見を開いた。今月初めまで沖縄などで行われた男子W杯では、日本代表が歴史的3勝を挙げ、48年ぶりとなる自力での五輪切符を獲得。島田慎二チェアマンは今季のテーマ“IT’S OUR TURN!(我々の番)”を発表し「W杯でパリ五輪代表をつかみ、日本代表の活躍によって日本中でバスケ熱が高まっている。この熱を絶やすことなく、Bリーグの開幕につなげていきたい。代表選手が素晴らしい結果を出したが、Bリーグには引けを取らない選手がたくさんいるので注目してほしい」と語った。
昨季新人王とMVPに輝いた河村勇輝(横浜BC)は「W杯でたくさんの方にバスケを見てもらえた。Bリーグの魅力と、バスケの魅力をプレーで表現できたらいい」と決意表明。日本代表主将の富樫勇樹(千葉J)も出席し、今シーズンへの意気込みを語った。
42歳のレジェンド田臥勇太(宇都宮)は、かつてない国内でのバスケ旋風に「こんなにうれしいことはない。このバスケ熱をBリーグで盛り上げていきたい」と受け止め、「代表選手が夢を与えてくれたので、Bリーグで全選手が子どもたちに夢を与えられるように頑張りたい」と力を込めた。