電撃B1長崎入りの馬場雄大が入団会見「パリ五輪に向けて最も成長できる環境」背番号は18に決定 5季ぶりBリーグ復帰

 バスケットボール・BリーグのB1長崎に入団が決まったW杯日本代表でパリ五輪出場権獲得に貢献した馬場雄大(27)が26日、長崎市内で入団会見を行った。5季ぶりのBリーグ復帰となる。

 馬場は「初めまして、長崎ヴェルカのファンの皆様、馬場雄大です。Bリーグに戻ってきたからには優勝目指してやっていきたいですし、本当にバスケを続けてきて、NBA選手になりたい目標があって、そこを考えて、チーム選びをさせていただいている。環境面だったり、NBAでトレーナー経験のある中山さんだったり、米国で経験を持った方も多い。このチームがパリ五輪に向けて1年弱という期間しかないが、最も成長できる環境だと思い、選ばせていただきました」と決意を語った。背番号は18に決まった。

 「パリ五輪までにさらに成長して、NBAに近づいていくために。経験あるスタッフに囲まれ、プレーすることがベストではないかと。チームのプレースタイルがトム・ホーバス監督の形に近い。還元していきたい。B1に長崎の風を吹かせていきたい」と、力を込めた。さらに「ずっと野球、サッカーに追いつきたい思いでやってきた。(W杯の熱狂で)少しずつ近づいてきた思いがある。自分たちが道を作ってきて、やっとここまできた実感がある。日の丸を背負ってプレーできることに誇り感じているし、もっと成長できる。Bリーグの充実は日本代表の強化に繋がる。全力で取り組んでいきたい」と、日本バスケットボール界への熱い想いを語った。

 馬場は18~19年シーズンにアルバルク東京でプレーして以降は、海外でプレー。NBAサマーリーグ、豪州リーグやNBA下部のGリーグでプレーしてきた。今夏のW杯は無所属で参加。W杯後には妻で俳優の森カンナから「さて、馬場よ就職活動が待っているぞ、笑」とエールを送られていたが、“就職先”が決まった形となった。

 発表を受けて、W杯でともに戦った渡辺雄太(サンズ)も祝福。自身のXに「Yessir Yudai congrats」と綴った。

 長崎は20年に創設されたチームで、21~22年シーズンはB3、22~23年はB2で戦い、今季B1初参戦となる。

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