内村航平さん リオ五輪歴史的激闘のライバルと再会 戦火乗り越えた戦友との2Sにネット感動「何年経っても色褪せない友情が素敵」
体操男子の16年リオデジャネイロ五輪銀メダリストのオレグ・ベルニャエフ(29)=ウクライナ=が27日、自身のインスタグラムを更新し、同五輪で体操史に残る死闘を繰り広げた内村航平さん(34)との2ショット写真を投稿した。
内村さんは日本代表のコーチとして、ベルニャエフは選手として、開幕を目前に控えた世界選手権(アントワープ)のためにベルギーに滞在中。ベルニャエフは「史上最高の体操選手、また会えてうれしい」とつづり、内村さんも自身のインスタグラムのストーリーで2ショット写真を掲載した。
2人はリオ五輪でわずか0・099点差の激闘を演じ、最後は内村さんが鉄棒で逆転して2連覇を達成した。試合後の会見で海外メディアが「審判に好かれているのでは?」と内村さんに質問を向けた際に、ベルニャエフは怒りをあらわにし、「無駄な質問だ。伝説の男と戦えて幸せだ」と内村を称賛したことで日本でも知られている。ロシアのウクライナ侵攻の際には内村さんは「今どうしているのか、心配」と、ベルニャエフを思い、心を痛めていた。
そんな2人の久々の再会にコメント欄では「何年経っても色褪せない友情が素敵すぎます。オレグ、本当に無事でよかった」、「史上最高の体操選手2人」、「伝説の2人」との喜びの声が寄せられていた。