男子橋本らが会場で初練習 世界体操が30日開幕

 【アントワープ(ベルギー)共同】体操の世界選手権は30日にベルギーのアントワープで開幕する。2015年大会以来の団体総合金メダルを目指す日本男子は27日に試合会場で初練習し、鉄棒の離れ技で落下があった昨年大会個人総合王者の橋本大輝(順大)は「器具にまだ違和感があった。うまくコントロールできるように準備していきたい」と、30日の予選に目を向けた。

 チームはオランダで約1週間の事前合宿を行って現地入り。この日は着地を止めることをテーマに掲げて調整し、主将の萱和磨(セントラルスポーツ)や床運動で21年大会銀メダルの南一輝(エムズスポーツク)らも動きを入念に確認した。

 大会は24年パリ五輪予選を兼ね、日本は女子が団体総合の出場権獲得を目指す。男子は既に出場権を得ている。

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