サニブラウン 報道陣に20分熱血プレゼン!陸上競技発展へ来季自身の全国大会「DAWN GAMES」開催

 自身が企画したイベントでトークショーを行ったサニブラウン
 イベントに参加した小学生と写真撮影を行うサニブラウン(左)
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 陸上男子で、21年東京五輪代表のサニブラウン・ハキーム(24)=東レ=が30日、報道陣の前で約20分の“熱血プレゼン”を敢行した。自身の今後のプランや、陸上競技界発展への思いを明かし、壮大な夢を語った。

 「野球、バスケットがW杯の大きい大会を通して盛り上がっている。陸上はどういう立ち位置なのかと考えた時に、他の競技と比べると寂しい。毎年世界大会があるわりには、もっともっと盛り上がってもいいんじゃないかと思う。競技者として何ができるのか。子どもたちに何ができるのかを考えてきた」と切り出し、来季、全国大会「DAWN GAMES」(ドーンゲームズ)を開催すると発表した。

 日の昇る国日本、日の出などの意味から本人が命名。優勝者には「海外を肌で感じられるようなこと」を考えているという。現在浮かんでいる案は、自身が拠点としている米国チームの練習見学や、世界大会への帯同。「自分には世界を広い目で見ることができる期間があった。子どもたちにその機会を増やせることができないかと。競技に対する意欲も湧くと思う」と話した。

 この日は夢の島競技場で自身のイベント「サニブラウン スピードトライアル」を行った。400人超えの応募があり、その中から小中校生の約100人が参加。小学生は50メートル、中高生は100メートルを走り、優勝者には「TEAM Hakim」として1年間のサポートを予定している。「2021東京五輪に出場して無観客開催。応援があってのスポーツなんだなと身に染みて感じた。競技以外でやっていけないかと思い、イベントをした」と開催意図を説明し、「小中高生の自分と重ねながら見た。若い世代の子がどういう練習をして、どう試合に臨んでいるのか分からなかった。いい刺激になりましたし、やってよかった」と笑顔。イベント後は集まった1人1人と写真撮影するファンサービスも見せていた。

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