バスケ男子の比江島がソフトバンク戦で始球式 福岡県出身「昔から大ファン」さすがの制球力でストライク投球

 「福岡ソフトバンクホークス-北海道日本ハムファイターズ」(1日、ペイペイドーム)

 バスケットボール日本代表でワールドカップでも活躍した比江島慎(33、宇都宮ブレックス)が試合前にセレモニアルピッチを行った。

 比江島は福岡県出身。中学はペイペイドームすぐ近くの百道中学校に通っていたこともあり、「昔からホークスの大ファン。また、中学当時はドームの裏の砂浜でもトレーニングをしていました」と万感の思いでマウンドに上がった。

 普段に比べてかなり小さなボールだったが、さすがのコントロールで捕手を務めた又吉克樹投手のグラブに収まるストライク投球を見せた。するとワールドカップでも見せた、3ポイントシュートを射抜いた際の親指、人さし指、中指の3本を立てて、首を振るセレブレーションを披露した。

 比江島は「本当に忘れられない瞬間、楽しかったです。投球もセレブレーションもイメージ通りにできたんじゃないかなと思います。(ワールドカップ会場の)沖縄アリーナとは違う気持ちよさでした」と照れながらも満面の笑みを浮かべていた。

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