バレー男子 決めきれぬ日本、開幕戦に続き課題再び 2セット連取から2セット落とし2戦連続フルセット突入
「バレーボール男子・W杯、日本代表2-3エジプト代表」(1日、代々木第一体育館)
世界ランク5位の日本は同19位で、アフリカ王者のエジプトと対戦。前日の開幕戦フィンランド戦に続き、2セット連取から2セット連続で奪われ、フルセットに突入した。
前日は世界ランク29位のフィンランドに2セット連取からまさかのフルセット辛勝。改めて五輪予選の怖さを突きつけられた日本。この日も第1セットからエンジン全開。西田有志の強烈なスパイクにブロック、石川祐希主将のフェイントやバックアタック、高橋藍のバックアタックと主力クラスが躍動。特に高橋は3本のバックアタックをみせる活躍で、第1セットを奪いきった。
続く第2セットも西田、石川を中心にポイントを立て続けに奪い、エジプトに10点しか許さずに奪取した。
第3セットは激しいサイドアウト合戦から、エジプトに4連続ポイントを許し、中盤に突き放された。一時5点差をつけられた中で、山内晶大、高橋の2本ブロック、石川のスパイクなどで追撃したが、終盤しのぎきられ、23-25で落とした。 第4セットも序盤にエジプトに4連続ポイントを許し、苦しい流れに。石川、高橋を得点源として、食らいついたが、終盤はサーブミスも目立ち、再び振り切られ、2戦連続のフルセットに突入した。