バレー男子 石川祐希「昨日の悪いイメージが3セット目から出ていた」【敗戦後の一問一答】
「バレーボール男子・W杯、日本代表2-3エジプト代表」(1日、代々木第一体育館)
世界ランク5位の日本は同19位で、アフリカ王者のエジプトに2-3(25-14、25-10、23-25、23-25、13-15)で痛恨の黒星を喫した。
初戦となった9月30日のフィンランド戦でも、2-0から2セット連続で落としていた。8チーム中下位2チームとの開幕2連戦で、勝ち点をわずか3しか奪えず、上位2チームが得るパリ五輪出場権獲得へ暗雲が垂れ込めた。
主将の石川祐希(ミラノ)の一問一答は以下の通り。
-今日の試合を振り返って。
「これが今の自分たちの力。残りは勝つしかない。切り替えていかにプレーできるか。昨日の悪いイメージが3セット目から出ていたと思うので、雰囲気的にもそこを引きずらないように。切り替えるかが大事だと思う」
-3セット目以降、サーブターゲットがいなくなった。影響があったのか。
「そうですね。キープされてハイボールで取られたり、切られるケースが多かった。理想の形は作れてるけど、最後で相手に切られてしまうケースが3セット目以降ほとんど。ブロックの対応力がまだまだ足りない」
-今までトランジションの場面は日本が優位だった。フィンランド戦も含めてできていない要因は何か。
「タイミングもそうですし、1つはオプションとして腕を引いたりとか、そういったところが昨日(フィンランド戦)も今日も少なかった。ネーションズリーグは腕を引いていたりとかしていたけど、今日に関しては、しっかり出して指先を狙われた。駆け引きがうまくできていない。慌ててるのか、変に力が入っているのか分からないけど、相手に点を決められるケースが非常に多かった」
-相手の気迫があったのか。
「流れを僕たちが渡してしまっているイメージ。覚悟は持ってやってきましたし、逆に自分たちにプレッシャー感じながら、プレーしている自分たちもいたりする。そこがなかなかうまく回らなかったりしてるんじゃないか」
-五輪予選は独特の難しさがあるのか。
「そうですね。継続するのがやっぱり難しい現状。そこをいかにいい状態、自分たちのいいバレーが継続できるかが今後のカギになってくる」