バレー男子 石川祐希「昨日の悪いイメージが3セット目から出ていた」【敗戦後の一問一答】

 試合後、石川祐希(右)らを出迎える日本のフィリップ・ブラン監督(撮影・吉澤敬太)
 エジプトに敗れ、試合後コートに残り話し合う(左から)石川祐希、山本智大、高橋藍(撮影・吉澤敬太)
 第1セット、ブロックする石川祐希(右)=撮影・吉澤敬太
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 「バレーボール男子・W杯、日本代表2-3エジプト代表」(1日、代々木第一体育館)

 世界ランク5位の日本は同19位で、アフリカ王者のエジプトに2-3(25-14、25-10、23-25、23-25、13-15)で痛恨の黒星を喫した。

 初戦となった9月30日のフィンランド戦でも、2-0から2セット連続で落としていた。8チーム中下位2チームとの開幕2連戦で、勝ち点をわずか3しか奪えず、上位2チームが得るパリ五輪出場権獲得へ暗雲が垂れ込めた。

 主将の石川祐希(ミラノ)の一問一答は以下の通り。

 -今日の試合を振り返って。

 「これが今の自分たちの力。残りは勝つしかない。切り替えていかにプレーできるか。昨日の悪いイメージが3セット目から出ていたと思うので、雰囲気的にもそこを引きずらないように。切り替えるかが大事だと思う」

 -3セット目以降、サーブターゲットがいなくなった。影響があったのか。

 「そうですね。キープされてハイボールで取られたり、切られるケースが多かった。理想の形は作れてるけど、最後で相手に切られてしまうケースが3セット目以降ほとんど。ブロックの対応力がまだまだ足りない」

 -今までトランジションの場面は日本が優位だった。フィンランド戦も含めてできていない要因は何か。

 「タイミングもそうですし、1つはオプションとして腕を引いたりとか、そういったところが昨日(フィンランド戦)も今日も少なかった。ネーションズリーグは腕を引いていたりとかしていたけど、今日に関しては、しっかり出して指先を狙われた。駆け引きがうまくできていない。慌ててるのか、変に力が入っているのか分からないけど、相手に点を決められるケースが非常に多かった」

 -相手の気迫があったのか。

 「流れを僕たちが渡してしまっているイメージ。覚悟は持ってやってきましたし、逆に自分たちにプレッシャー感じながら、プレーしている自分たちもいたりする。そこがなかなかうまく回らなかったりしてるんじゃないか」

 -五輪予選は独特の難しさがあるのか。

 「そうですね。継続するのがやっぱり難しい現状。そこをいかにいい状態、自分たちのいいバレーが継続できるかが今後のカギになってくる」

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