照ノ富士が秋巡業を休場 阿炎、高安伯桜鵬らも
日本相撲協会は2日、横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)が4日から始まる秋巡業を休場すると発表した。照ノ富士は腰痛などで秋場所を全休。9月30日に君ケ浜親方(元関脇隠岐の海)の引退相撲に参加した際には、腰骨の一部が折れていたことを明かしていた。
この日、両国国技館で行われた全日本力士選士権では横綱土俵入りのみを披露。3日に腰の炎症を抑えるための新たな治療を受けることを明かし、巡業への参加可否は「治療をしてみてから」と話していたが、その後、休場が発表された。
発表された秋巡業の初日からの休場者7人と休場理由は以下の通り。
・照ノ富士…腰椎椎体終板障害、糖尿病
・阿炎…右変形性肘関節症
・阿武咲…両膝半月板損傷、右陳旧性PCL断裂、腰椎椎間板ヘルニア
・高安…腰椎椎間板症、変形性腰椎症
・伯桜鵬…左反復性肩関節脱臼の術後
・宝富士…腰椎椎間板ヘルニア
・錦富士…右前下脛腓靱帯断裂、左肋間筋挫傷