ボクシング・岡沢セオンが五輪切符 歓喜の大絶叫「オリンピックだ!」
「アジア大会・ボクシング」(3日、杭州)
ボクシング男子71キロ級の岡沢セオン(INSPA)が準決勝でカザフスタン選手に競り勝ち、銀メダル以上を確定させるとともに、来年のパリ五輪出場権(上位2人)を手にした。自転車女子個人ロードタイムトライアルの与那嶺恵理(ヒューマンパワードヘルス)が25分35秒59で銀メダルに輝いた。
準決勝で勝ち名乗りを受けると、会場に「オリンピックだ!」という岡沢の歓喜の絶叫が響き渡った。今年の世界選手権王者との決戦。持ち味のフットワークを使って距離を取りながら有効打を積み重ね、3-2の判定で制した。27歳のサウスポーは「本当に気持ちいい。お酒も好きだけど、お酒のおいしさなんか話にならない」とまくし立てた。