レスリング男子67キロ級・遠藤功章が金メダル パリ五輪代表争いへ弾み 「ほっとした」
「アジア大会・レスリング」(4日、杭州)
レスリングの男子グレコローマンスタイル67キロ級決勝で遠藤功章(東和エンジニアリング)がカザフスタン選手に勝ち、金メダルを獲得した。60キロ級の鈴木絢大(レスターホールディングス)は敗れて銀メダル。
遠藤が執念の金メダルだ。パリ五輪代表争いへ弾みをつけ「何が何でも取ろうという気持ちだった。ほっとした」と声を震わせた。決勝は昨年のアジア選手権覇者のカザフスタン選手と対戦。立ち技で圧力をかけて主導権を握り、寝技ではリフト技を決めて前半を4-1でリード。後半は反撃をしのいで1点差で逃げ切った。