日本が2連覇!坂本花織が“今季世界最高”149・59点でけん引 宮原知子さんに刺激「燃やしてもらった」

 ジャパンオープンで演技を終え座り込む坂本花織
 ジャパンオープンで演技する坂本花織
 ジャパンオープンで演技する宮原知子さん
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 「フィギュアスケート・ジャパン・オープン」(7日、さいたまスーパーアリーナ)

 プロアマ混成の日本、欧州、北米チーム対抗戦として行われ、合計614・79点のチーム日本が2年連続11度目の優勝を果たした。2位は北米で577・87点、3位は欧州で543・31点だった。今大会はフリーのみで争われた。

 女子で世界選手権2連覇中の坂本花織(シスメックス)は国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、“今季世界最高”となる149・59点で1位。冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を決めると、その後の全てのジャンプを成功。「大きなミスなくできてホッとしている」と笑顔だった。

 22年3月に現役引退を表明し、21年12月の全日本選手権以来となる競技会に臨んだ宮原知子さんは「ロミオとジュリエット」を情感たっぷりに演じた。最後は手をのばし、氷上に倒れこむ形でフィニッシュ。123・22点で4位だった。この熱演ぶりに、坂本は「このジャパン・オープン前の練習で(友野)一希と会ったときに、『(宮原)知子ちゃんすごいよ!』と言われて、そこで燃えて。燃えたおかげでできた。前から燃やしてもらったのですごく感謝してます」と刺激を受けていたことを明かした。

 今年の世界選手権代表の友野一希(上野芝スケートク)は177・72点で2位、島田高志郎(木下グループ)は164・26点で3位だった。

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