バレー男子 ブラン監督は米国に惜敗も「サイコウデ~ス!!!」と絶叫 石川祐希「メダルを取れるチームを」ファンに宣言

 試合後「サイコー!」と叫ぶ日本のフィリップ・ブラン監督(撮影・吉澤敬太)
 第4セット、スパイクを決め、喜ぶ宮浦(4)。右端はブラン監督
 第2セット、富田将馬がスパイクを決め喜ぶ石川祐希(撮影・吉澤敬太)
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 「バレーボール男子・W杯、日本代表2-3米国代表」(8日、代々木第一体育館)

 ここまで出場機会の少なかったメンバーで先発オーダーを構成した日本は、セットカウント2-3(19-25、25-22、25-19、23-25、12-15)で世界ランク2位の米国に惜しくも敗れた。

 それでも今大会で悲願だったパリ五輪への出場権を獲得。ブラン監督は「まず東京で出場権を得られてうれしく思う。パリに向けて準備していきたい」と試合後のインタビューで語った。日本語でのあいさつを求められると「サイコウデ~ス!!!」とガッツポーズを繰り出しながら絶叫。客席から大きな拍手が降り注いだ。

 主将の石川祐希は「来年のパリ五輪ではメダルを取れるチームを作っていきたい」と意気込み。若手主体の先発メンバーで望み、世界ランク2位の米国に大善戦。惜しくも敗れたが、総合力の高さを見せつけて大収穫の今大会を終えた。

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