ラグビーW杯 日本代表の敗戦にPV会場の秩父宮は大きなため息 五郎丸氏は「紙一重の部分で」

 ファンとビールを手に盛り上がる(左から)高山一実、五郎丸歩さん、勝俣州和(撮影・棚橋慶太)
 アルゼンチンに敗れるも、日本代表フィフティーンに拍手を送るファン(撮影・棚橋慶太)
 アルゼンチンに敗れ肩を落とすファン(撮影・棚橋慶太)
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 日本代表を応援する「ラグビーワールドカップ2023パブリックビューイング」が8日、東京・秩父宮ラグビー場で開催され、日本代表のジャージーを着たファンが多数来場。雨が降る中で、大型画面を見ながら熱い声援を送ったがアルゼンチンに惜しくも敗れ、ため息が漏れた。

 前半2分にいきなり先制トライを奪われると会場は悲鳴が交錯したが、前半終了間際に日本のトライとゴールで1点差に迫ると総立ちになり大歓声が起こった。後半になると日本代表の追い上げにウエーブが起こり満員札止めとなったメインスタンドは熱狂した。

 非情のノーサイドが告げられ、静まり帰ったが、しばらくして日本代表の健闘に拍手が起こった。

 この日は元日本代表五郎丸歩氏、元乃木坂46の高山一実、タレントの勝俣州和が来場。「ラグビーの面白さを日本全国民に伝えてくれた。アルゼンチンが強いのはもともと分かっていたけど、アルゼンチンの巧みな戦略というか、4年後の日本の期待地が高まる試合でした」と今後に期待した。

 ラグビーファンの高山は「スクラムでもパワーで負けてないなと思いましたし、最後まで夢を見させてもらいました。勝てるというくらいの迫力だったし、応援して楽しかった」と選手に感謝の思いを明かした。

 五郎丸氏は「紙一重の部分で決勝ラウンドに上がれなかった部分はありますけど、彼らが歩んできた4年間は素晴らしい4年間だったと思います。また、チームも入れ替わって4年間、新たなチームとして出発しますけど、まずはしっかりと体を休めて日本代表に戻ってきてほしいと思います」とフランス大会を戦い抜いた代表選手をねぎらっていた。

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