2023.10.11

スケート連盟　２０３０年の札幌五輪招致断念受け「大変残念」も「適正な判断」

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　日本スケート連盟の風谷英隆専務理事は１１日、日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）が札幌市が招致を目指していた２０３０年冬季五輪を断念し、３４年大会以降の招致を目指す意向を示したことを受け、報道陣の取材に応じた。「大変残念ですけどオリンピックを巡る昨今の状況を考慮すると、２０３０年の札幌オリンピック招致の断念はやむを得ないとはいえ、適正な判断だと考えます」と話した。

　今後へは「日本におけるスケート競技の振興とかスケート文化の向上のためには、近い将来、環境が整ったところで再度東京オリンピックの自国開催っていうものは臨んでいきたいなと考えます」と３４年以降の招致への期待も込めた。「状況の推移を見守りながらＪＯＣの決断も見守りたい」と、慎重に対応するとした。