ラグビー日本代表が帰国 主将の姫野は8強ならず「キャプテンとして力不足を感じた」退任のジョセフHCには感謝「貴重な時間でした」

 ラグビーW杯フランス大会で1次リーグ敗退となった日本代表が11日、成田空港に帰国し、千葉県内で総括会見を行った。日本協会の土田雅人会長(60)、今大会限りで退任するジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC=53)と藤井雄一郎ナショナルチームディレクター(54)、主将のナンバー8姫野和樹(29)=トヨタ=と副主将のSH流大(31)=東京SG=らが出席した。

 2勝2敗で2大会連続の8強入りは逃した。姫野はファンの出迎えに感謝しながら「結果を残せず、悔しい思いをした。キャプテンとしても懸命に導いたが、ベスト8、決勝トーナメントに導くことができず力不足を感じた」と落胆を隠せず。一方で、「ただ、ジェイミーとの7年間はすごく貴重な時間でした。日本のラグビーにとっても貴重な時間でした。ジェイミーに感謝しています。ファンの方にも感謝しています」とうなずいた。

 今大会では10度目のW杯を終え、通算10勝に到達。1次リーグD組3位に入ったことで次回の2027年オーストラリア大会の出場権も獲得した。

 ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは退任が決まっており、次大会に向けては新体制となる。日本代表選手らが出場する国内のリーグワンは12月9日に開幕する。

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