マラソン男子日本記録保持者、鈴木健吾 チャレンジャー精神でMGC挑む「4年間パリ五輪にこだわってきた」

 MGCへ向けて気合を入れる(前列左から)井上大仁、大迫傑、山下一貴、鈴木健吾、川内優輝(2列目左から2人目)ら(撮影・吉澤敬太)
 抱負を記したボードを間違って逆さに持つ鈴木健吾(中央)=撮影・吉澤敬太
 MGCへ気合を入れる(前列左から)星岳、井上大仁、大迫傑、山下一貴、鈴木健吾、其田健也、大塚祥平、吉岡幸輝ら(撮影・吉澤敬太)
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 24年パリ五輪代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は15日、国立競技場発着(男子8時、女子8時10分スタート)で行われる。13日は出場選手による記者会見が行われ、日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)は「日本記録保持者というのは自分の中ではない。チャレンジャーの気持ちで臨んでいきたい」と闘志を燃やした。

 東京五輪予選となった2019年大会は7位。初の夢舞台を見据え、その悔しさを今大会にぶつける。「東京五輪を目の前で見て、この舞台で走りたい思いがすごく強くなった。そこからの4年間はパリ五輪にこだわってきた。2枠をしっかり狙っていきたい」と覚悟を語った。

 昨年7月の世界選手権を新型コロナ感染で欠場。その後もけがなどに苦しみ、レースから遠ざかっている。「しっかり自分を見つめ直しながら生活していた」。今年6月に北海道・函館で行われたハーフマラソンで復帰し、7位。復調具合が五輪切符を大きく左右する。「状態は走ってみないと分からない。強い思いは誰にも負けないように走っていきたい」。パリの舞台を真っすぐに見つめた。

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