人気沸騰中の男子バレーで思わぬ騒動 高橋藍の特大ポスター、女性誌が無断で発行 バレー協会声明「高橋選手も困惑」
日本バレーボール協会は13日、協会のホームページに「光文社発行『女性自身』10月10日号について」と題した声明を掲載。男子代表の高橋藍(22)のポスターが協会の許可なく同誌に折り込まれていたとし「掲記冊子の中に、バレーボール男子日本代表登録メンバー高橋藍選手の『特大ポスター』が折り込まれておりますが、本件については選手からの委託に基づいてバレーボール日本代表の肖像権を管理・運用しております公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)に事前相談なく発行されております。また同誌『龍神NIPPON応援グッズプレゼント』の対象となっている弊会が販売している応援ジャガードマフラータオル、応援ジャンボうちわ&ステンドグラスキーホルダーにつきましても同様です」と、指摘した。
その上で「バレーボールをお取り上げ頂けることはありがたいことですが、肖像権の取り扱いにつきましては、選手の権利とその価値を適切に守ることを目的としてJVAと選手間で取り決めがなされており、肖像利用時に使用者に対して発生する『肖像使用料』は選手に還元されます。今回の刊行物に関しましては、一般の告知でその存在を知るところとなり、弊会はもとより高橋藍選手および所属マネジメントも困惑しております。弊会としましては、引き続き光文社さまとの対話の実現と適切な運用への理解を求める所存です」と注意喚起した。
先日の五輪予選でパリ五輪切符を獲得した男子バレー。五輪を本番でもメダルを狙える実力と、タレントを揃え、人気爆発中の中、思わぬ騒動となった。