野球・ソフト、五輪復帰が決定 28年ロス、スカッシュ初実施

 国際オリンピック委員会(IOC)総会で、プレゼンを行う2028年ロサンゼルス五輪の組織委員会=16日、インド・ムンバイ(IOC提供・共同)
 東京五輪野球決勝のウイニングボール(手前)など=2021年8月、東京都文京区
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 【ムンバイ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は16日、インドのムンバイで総会を開き、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として大会組織委員会から提案された野球・ソフトボール、フラッグフットボール、クリケット、ラクロス、スカッシュの5競技を一括承認した。21年東京五輪で日本がともに金メダルを獲得した野球とソフトボールは、2大会ぶりの復帰となる。

 IOCのバッハ会長は「追加5競技の選択は米国のスポーツ文化に沿ったものだ。ロス五輪をユニークなものにしてくれる」と期待した。

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のフラッカリ会長は大リーグがトップ選手参加に合意していると強調し、シーズン中断の判断も注目される。インドなど英連邦諸国で人気が高いクリケットは128年ぶり、北米発祥のラクロスは120年ぶりの復帰。米国で人気の高いアメリカンフットボールから接触プレーをなくしたフラッグフットボール、スカッシュは初実施となる。追加の団体競技はいずれも男女各6チームの予定。

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