ラグビー日本代表次期HC候補のエディー・ジョーンズ氏「誰とも話していない」日本協会との接触否定 豪監督続投の意志表明
ラグビー・オーストラリア代表のエディー・ジョーンズ監督が17日、シドニー市内で会見を行い、次期日本代表ヘッドコーチの選考で日本協会関係者と面接など接触したとされていることに「私は誰とも話していない」と改めて否定した。
ジョーンズ氏は今回のW杯フランス大会で過去2度の優勝経験があるオーストラリアを率いて史上初の1次リーグ敗退となった。将来性を重視し、若手主体で構成したチームで臨んだが結果を残すことはできなかった。
2027年の自国開催のW杯を見据えた選考でもあった。ジョーンズ氏は「W杯の結果は私たちが望んだものではなかったが、27年に向けてオーストララリア代表に素晴らしいものを残すことができた」と振り返った。
ジョーンズ氏は2012年から15年まで日本代表を指揮し、15年W杯イングランド大会では南アフリカ戦の逆転勝利に導いた。今回、再びジャパンの次期HCの候補に挙がっている。だが「私はいつもオーストラリアのラグビーにコミットしてきた。まだ仕事が残っている」と続投の意志を示した。
オーストラリア協会はこれから今大会のレビューを行う。その結果によっては続投できるか流動的となる。ジョーンズ氏自身も「(監督に)どれくらいとどまれるかは、われわれコーチが決められない」とも話した。