ジョーンズ氏 ラグビー日本代表HC復帰を否定「誰とも話していない」

 ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会でオーストラリア代表を率いたエディー・ジョーンズ監督(63)が17日、続投に意欲を示し、2015年W杯で指揮した日本代表の次期ヘッドコーチ(HC)就任を否定した。「常にオーストラリアに力を注いできたし、より良くしたい。それがまだ私の仕事だ」と述べた。シドニーで記者会見し、ロイター通信などが報じた。

 これまでに地元メディアは日本協会と次期HCについて接触し、11月に選考の面接をする予定などと報じていた。これに対し、ジョーンズ氏は「誰とも話していない」と改めて報道を否定。オーストラリアの若手育成に取り組みたい意向を語った。

 今大会は2度の優勝を誇るオーストラリアで初となる1次リーグ敗退。ジョーンズ氏は地元で開催される27年W杯までの長期契約を結んでいるが、批判の声も上がっている。同国協会は大会の総括を実施。今後の行方に注目が集まるが「私が決めることではない。総括の結論を見守りたい」と話した。

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