平野歩夢のパリ五輪出場が消滅 スケボー、日本選手権欠場で
スノーボード男子ハーフパイプで2022年北京冬季五輪金メダリストの平野歩夢(24)=TOKIOインカラミ=が、二刀流挑戦で注目を集めてきたスケートボード・パークで、来夏のパリ五輪出場の可能性が消滅したことが21日、関係者の話で分かった。21年東京五輪では日本男子で史上2人目の夏冬両五輪出場を果たした。
平野歩は来年の強化指定選手を選考する11月のマイナビ日本選手権(茨城県笠間市)にエントリーせず、パリ五輪予選に派遣される可能性がなくなった。昨年11月の日本選手権は7位で、強化選手から落選。五輪予選第1戦を兼ねた今年2月の世界選手権は予選落ちし、その後の予選に出場可能な世界ランキング30位以内にも入れなかった。
26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪でスノーボードの2連覇に挑む考えは明言していた。