“堀米先生”が上智大で特別授業 連覇かかるパリ五輪へ「出場権を獲得してベストを」
21年東京五輪スケートボード男子ストリート金メダルの堀米雄斗(24)=ミクシィ、同五輪スポーツクライミング銀メダルの野中生萌(26)=フリー=が22日、上智大で行われたイベントに出席し、特別講義を行った。
テーマは「世界に挑戦し、活躍するために必要なこと」。2人とも「挑戦」をキーワードに挙げ、自身の体験談を踏まえながら、学生への質問に答えるなど約1時間の授業を行った。野中は「最初は緊張したけど、このような機会を頂ける機会はない。貴重な経験になった」と笑顔を見せた。
堀米は連覇の懸かるパリ五輪出場へ向けて、次の世界選手権(12月、東京)が重要な一戦となる。現在の世界ランキングは、日本勢4番手の12位と出場圏外だ。「スケボー界を変えていきたい。日本はカルチャー的に理解しにくい部分もある。そこを変えていきたい。パリ五輪の出場権を獲得して、自分のベストを尽くしたい」と意気込んだ。