ＮＢＡ・レイカーズで２季目を迎える八村塁（２５）は日本時間２５日のナゲッツとの開幕戦でベンチスタートが確実となった。２２日、複数の米メディアが報じた。

　「ＵＳＡトゥデー」は５人目のスタメンについてヴァンダービルト、プリンス、八村が争った末、プリンスの起用が濃厚となったことを伝え、ダービン・ハムＨＣが「塁はベンチから出た方が効果的だ。攻撃面で彼の能力をより引き出すことができる」との見解を示したとした。

　開幕前の最後のプレシーズンマッチとなった２０日のサンズ戦では、渡辺雄太との日本人対決で注目されたが、途中出場で３得点にとどまっていた。

　八村はＮＢＡ４季目だった昨季、ウィザーズからレイカーズへ移籍。途中出場での起用がメインだったが、プレーオフで１６試合に出場。１回戦のグリズリーズとの初戦では途中出場でチーム歴代最多タイの２９得点をマークするなど存在感をみせつけ、今季から３年総額５１００万ドル（約７６億円）で再契約。今夏はＮＢＡでのキャリアを優先し、Ｗ杯を辞退。チームの大黒柱であるレブロン・ジェームズと合同練習を行い、さらなる飛躍が期待されている。