Bリーグ“W杯代表対決”軍配は?河村とホーキンソンが初激突 河村「相手になったらやっかいで、戦いがいがある」
「Bリーグ、SR渋谷83-60横浜BC」(25日、横浜国際プール)
横浜BCはSR渋谷に60-83で敗れ、2連敗となった。日本代表の河村勇輝(横浜BC)と、ホーキンソン・ジョシュ(SR渋谷)は、8~9月のワールドカップ(W杯)後、初の対戦。48年ぶりの五輪自力出場を決めた2人の立役者がそろう対戦に、5000人を超えるファンが会場に詰めかけた。
第1クオーター。河村はパスを主体に得点を演出すると、25-39と劣勢で迎えた後半からは自らゴールを積極的に狙い、ファウルをもらいながらシュートを決めるバスケットカウントや、2本の3点シュートを沈めた。
一方、W杯でゴール下の守護神として活躍したホーキンソンは、Bリーグでも存在感を発揮。16得点、12リバウンドを記録してダブルダブルを達成した。
試合はボールを持たせずに、できるだけタフなシュートを打たせる“河村対策”を徹底したSR渋谷に軍配が上がった。河村は「こういうゲームで負けたときはエースの責任。シーズンが終わったときに、この試合がワーストだったと言えるようにしたい」と反省。ホーキンソンとの対戦については「素晴らしい選手。相手になったらやっかいで、戦いがいがある。W杯の熱や、バスケットに魅力を感じた人が試合に足を運んでくれるのはうれしいこと」と語った。