織田信成はSP61・30点 フリップ転倒のミス響く 28日フリーへ「諦めずに頑張りたい」
「フィギュアスケート・西日本選手権」(27日、ひろしんビッグウェーブ)
男子ショートプログラム(SP)が行われ、10年バンクーバー五輪代表の織田信成(36)=大阪スケート倶楽部=が61・30点で、演技終了時点で6位だった。
冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は降りたが、続く3回転ルッツの着氷が乱れると、最後の2回転フリップは転倒。コンビネーションをつけることができなかった。
演技後は複雑な顔で氷上を後にした。「練習の調子は悪くなかっただけに悔しい演技になってしまった」と振り返ったが、28日のフリーへ「まだあしたがあるので諦めずに頑張りたい。あしたは練習通りにできたらいいかなと思ってます」と切り替えた。
織田は昨季約9年ぶりに競技会に復帰。9月の近畿選手権では2位に入り、西日本選手権へ駒を進めていた。
今大会は全日本選手権(12月)の代表選考会を兼ねており、上位6人が進出する。