アメフト・関学大 京大との全勝対決を制して無傷の5連勝

 5連勝にも試合内容に納得がいかず厳しい表情の関学大QB鎌田陽太
 ビッグゲインから2つのタッチダウンを奪い勝利に貢献した関学大RB伊丹翔栄
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 「関西学生アメフト、関学大45-20京大」(28日、王子スタジアム)

 王者・関学大が京大との4連勝同士の対戦を制し、開幕から無傷の5連勝を決めた。

 先制パンチは京大だった。開始早々にQB泉岳斗(4年)からのパスがWR杉浦洸(3年)に通ってタッチダウン。その後も泉を中心に攻め込み、何度も関学大エリアでチャンスをつくった。

 しかし、関学大も簡単に主導権を渡さない。QB鎌田陽太(4年)からのWR鈴木崇与(4年)へのパスが決まり同点に追いつくタッチダウン。さらにRB伊丹翔栄(3年)が93ヤード、55ヤードと2度のビッグゲインからタッチダウンを連取して前半を21-7でリードして折り返した。

 ところが、後半開始直後に京大はターンオーバーから得たチャンスを、QB泉が鮮やかな約30ヤードのタッチダウンパスをWR阿部俊介(2年)に通し、14-21として反撃ののろしを上げる。

 だが、ここから関学大が底力を発揮する。30ヤードのFGを決めて10点差に広げ、さらにターンオーバーからの攻撃で鎌田からWR小段天響(1年)に右サイドへのタッチダウンパスが決まり31-14とリードを広げた。

 そして、DB中野遼司(3年)がインターセプトから、79ヤードのロングリターンで駆け抜け、駄目押しのタッチダウン。さらにRB澤井尋(3年)がタッチダウンを加え、最後は25点差をつけて快勝。11月11日の立命大戦(長居)へ向けて、大きな弾みをつけた。

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