ラグビーW杯 イングランド泥くさく3位 ボースウィック監督「張り詰めた試合だった」
「ラグビーW杯フランス大会・3位決定戦、イングランド代表26-23アルゼンチン代表」(27日、サンドニ)
前回準優勝のイングランドがアルゼンチンに26-23で競り勝った。日本と同じ1次リーグD組の初戦に続いて今大会2度目の対戦も制した。アルゼンチンは2007年大会に並ぶ過去最高の3位に届かなかった。
内容より結果を重視した今大会を象徴するような80分だった。SOファレル主将が手堅くPGを選択するたびにブーイングを浴びた。前半30分で16-3としたが、キック以外に攻め手が少なく、後半も突き放せず耐える時間が続いた。泥くさく逃げ切り、ボースウィック監督は「決して質は高くなかったが、緊張感の張り詰めた試合だった」と評した。