日本相撲協会は３０日、大相撲九州場所（１１月１２日初日、福岡国際センター）の新番付を発表した。先場所は東前頭１４枚目で５勝１０敗だった碧山（春日野）が東十両筆頭に番付を下げ、春日野部屋は１９６７年秋場所以来５６年ぶりに幕内力士不在となった。

　春日野部屋は１９２５年に元横綱栃木山が創設。これまでに横綱栃錦、栃ノ海、大関栃光、栃ノ心ら多数の幕内力士を輩出した。２００３年から元関脇栃乃和歌の現師匠となっている。

　今場所まで幕内在位の最長は佐渡ケ嶽部屋で、６４年九州場所から継続中。

　▽継続中の長期間幕内在位の部屋

　①佐渡ケ嶽　６４年九～（元小結琴錦→元横綱琴桜→元関脇琴乃若）

　②時津風　９５年夏～（元大関豊山→元小結双津竜→元幕内時津海→元幕内土佐豊）

　③田子ノ浦（旧・鳴戸）　９８年夏～（元横綱隆の里→元幕内隆の鶴）

　④伊勢ケ浜（旧・安治川）　０１年春～（元横綱旭富士）

　⑤八角　０９年秋～（元横綱北勝海）