ラグビー豪州代表・ジョーンズ監督が辞任 日本代表HC後任へ 障壁なくなり今後の動向注目
オーストラリア・ラグビー協会は31日、W杯フランス大会でオーストラリア代表を率いたエディー・ジョーンズ監督(63)が辞任すると発表した。1月に就任し、地元でW杯が開催される2027年まで契約を結んでいたが、1年に満たず今年11月25日付で退任となる。
ジョーンズ氏は23年大会でオーストラリア初の1次リーグ敗退となった後も続投に意欲を示していたが、本人が辞任を申し出た。日本代表ヘッドコーチ(HC)の後任候補として名前が挙がっているジョーンズ氏がオーストラリア代表監督を辞任することにより、日本代表HCの後任として議論する上での障壁はなくなった。本人は地元紙に「オファーはない。12月になったら別の代表チームで指導することを考え始める」と説明。今後の動向に国内外の注目が集まる。
日本協会は後任の希望者を募る方式を採用し、リーグワンの東京ベイを初優勝に導いたルディケHCは応募したことを表明。候補者として11月に最終的な面接を受ける予定と明かした。2015年W杯で日本を飛躍させたジョーンズ氏は言うまでもなく、両者は日本をよく知るという選考ポイントに当てはまる。