北口榛花が来季へ始動「しっかり休めた」世界陸連アスリート・オブ・ザ・イヤー候補選出は「話題になれてすごくうれしい」

パリへ意気込む陸上女子やり投げの北口榛花
写真撮影でポーズをとる陸上女子やり投げの北口榛花=東京都内
練習で入念にストレッチをする陸上女子やり投げの北口榛花=東京都内
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 やり投げ女子で8月の世界選手権金メダリストの北口榛花(25)=JAL=が1日、都内で来季に向けた練習を開始し、報道陣の取材に応じた。1カ月半の休養を終え、「かなり休んだので動けるか心配なところもあるけど、しっかり休めたのでこれから練習頑張りたい」と意気込んだ。

 今年は国際舞台でも活躍したこともあり、世界陸連のアスリート・オブ・ザ・イヤーの女子11人の候補者に選出された。投票の結果でまずは5人の最終候補者に絞られ、受賞者が12月11日に発表される。「こうやって選ばれたことで陸上界の一つの話題になれたことがすごくうれしい。11人に選ばれただけでも、本当にもう周りの選手がすごい選手ばっかりでびっくりした。本当に光栄なこと」と笑顔でかみしめた。

 年内は国内で練習する予定。1月にコーチのいるチェコに向かい、シーズンインに備える。24年パリ五輪ででの悲願の金メダル獲得へ「しっかり自分のペースでパリに向けて準備していければ」と見据えた。

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