高梨沙羅が新ウエアお披露目 今シーズンは「W杯で活躍したい」26年五輪へ「これというものを見つけたい」
全日本スキー連盟は2日、都内で今季に向けた記者会見を行った。ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(27)=クラレ=は、ミズノの赤色と黒色の新オフィシャルウエアを着用して登場。W杯が控えるシーズン本番へ「今までと体制が変わったのですごく新鮮」と心待ちにした。
昨季は女子のW杯が始まってから12季目で初めて優勝がないまま終了。今季はノルディックスキー・ジャンプ男子で22年北京五輪金メダルの小林陵侑(TEAM ROY)、男子の中村直幹(フライングラボラトリー)と練習を共にし、「いろんなことを吸収している。体の動かし方がうまくて、2人からすごく学ばせてもらっている」と刺激を受けている。
目標は「世界選手権もオリンピックもない年ですけど、W杯でしっかり活躍したい」と掲げた。26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を見据え、「まだ自分のジャンプができていない。これというものを見つけたい」と収穫の年にする。