棗田4段が初出場優勝 剣道の全日本選手権

 剣道の第71回全日本選手権は3日、東京・日本武道館で64人によるトーナメントで争われ、棗田龍介4段(広島県警)が初出場優勝を果たした。3大会ぶり2度目の制覇を狙った松崎賢士郎5段(筑波大大学院)との決勝では延長戦の末、小手を決めた。

 ともに2度目の日本一を目指した星子啓太5段、竹ノ内佑也6段(ともに警視庁)が4強入りした。棗田は準決勝で竹ノ内を破った。2連覇が懸かった村上哲彦6段(愛媛県警)は1回戦で敗退した。

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