トランポリンの世界選手権(9日開幕・英バーミンガム)で来夏のパリ五輪出場枠を目指す個人の日本代表が3日、東京都の国立スポーツ科学センター(JISS)で試技会を公開し、女子で昨年覇者の森ひかる(TOKIOインカラミ)は「やってきたことを信じて、自分の演技を出し切りたい。ピークを合わせたい」と抱負を語った。8人による決勝に進めば、日本に1枠をもたらす。
森は優勝した10月の全日本選手権後も疲れが抜けず、最初の3回宙返りで姿勢が乱れる場面があった。
男子で昨年銅メダルの石川和(ヒロセホールディングス)も調整し、西岡隆成(近大)は6度の3回宙返りを組み込んだ構成に成功した。