4連覇狙う駒大、藤田敦史監督「7区、8区に絶対的な自信」 主将鈴木芽吹に期待
全日本大学駅伝(5日、熱田神宮~伊勢神宮)の監督記者会見が4日、名古屋市内で行われた。4連覇と2季連続の三大大学駅伝3冠を狙う駒大の藤田敦史監督(46)は「(優勝した10月の)出雲(駅伝)より厚い選手層がつくれた。あすのレースは自信を持って臨みたい」と力強く語った。
2季連続3冠に王手をかけにいく。駒大は2区に今季の出雲駅伝2区区間賞の佐藤圭汰(2年)、7区に主将の鈴木芽吹(4年)、8区に山川拓馬(2年)を配置。指揮官は「どんなレースでも対応できるように仕上げられた。7区、8区には絶対的な自信がある」と強気に宣言した。
当日変更可能な補員には篠原倖太朗(3年)、安原太陽(4年)と強力メンバーが控える。藤田監督は「少なくとも1人は変えます」と、プランを説明。懸念材料は「暑さでの突発的なアクシデント」としながら、「前半区間をしのぐことができれば、勝つ確立は非常に高くなる」と見据えた。
5日のレースへ、「チーム目標は優勝、4連覇。2年連続3冠の目標を立てていますけど、学生たちにも一つ一つと話しています。とにかく全日本大学駅伝を全力で取りに行く、そういうつもりで参りました」と意気込んだ。