草木ひなの3連覇 得意技サランラップ決めた「パリに出たい」 スケボー日本選手権
「スケートボード・マイナビ日本選手権」(4日、ムラサキパークかさま)
24年強化指定選手の選考会を兼ねたパーク女子決勝が行われ、10月の世界選手権銀メダルの草木ひなの(15)が、80・53点で3連覇を達成した。同男子では笹岡建介が3度目の優勝を飾った。
巻いて飛んで、パークを駆け抜けた。草木は空中で前足を板の先端に巻き付けるように一周させる得意技「サランラップ360」を決めると、続くトリックも成功させて3連覇。「サランラップができて、びっくりしました」と喜んだ。24年パリ五輪選考の懸かる世界ランクは、東京五輪金の四十住さくらを抑えて現在2位。15歳のホープは「一個一個勝ち上がってパリに出たい」と闘志を燃やした。