駒大が圧巻4連覇!2季連続大学三大駅伝3冠へ王手 1区から1度も首位譲らず史上最多16度目V 2区で“怪物”2年、佐藤圭汰が圧巻区間新 2位は青学

 ゴールを駆け抜けた駒大アンカーの山川拓馬
 駒大の大八木弘明総監督
 1位でゴールする駒大のアンカー・山川拓馬
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 「全日本大学駅伝」(5日、熱田神宮~伊勢神宮=8区間106・8キロ)

 駒大が5時間9分00秒で4連覇。史上最多となる16度目の優勝を果たし、史上初となる2季連続の大学三大駅伝3冠へ王手をかけた。2位は青学大、3位には国学院大、4位には中大が入った。

 1区から赤津勇進(4年)が区間賞の走りで先頭に立つと、2区では昨年“怪物ルーキー”として注目された佐藤圭汰(2年)が従来の区間記録を11秒上回る31分1秒の区間新記録で区間賞を獲得し、独走状態になった。3区の篠原倖太朗(3年)、4区の赤星雄斗(4年)、5区の伊藤蒼唯(2年)がともに区間2位の走りで後続との差を広げていった。

 6区は安原太陽(4年)が区間賞を獲得。7区も主将の鈴木芽吹(4年)が堅実に走ってトップを守り、最終8区の山川拓馬(2年)にたすきをつなぎ、そのままゴールテープを駆け抜けた。

 駒大は昨季、同校初の大学三大駅伝3冠を達成。“絶対エース”として活躍した田沢廉(現トヨタ自動車)が今春に卒業し、監督も大八木弘明氏から藤田敦史氏に引きつがれるなど、チームは転換期にあった。今季は「田沢擁する最強チームへの挑戦」を掲げ、10月の出雲駅伝は、1区から先頭に立ち、従来の記録を41秒上回る2時間7分51秒の大会新記録で2連覇を達成。22年出雲駅伝から続く、区間5位以内の連続記録を30まで伸ばして、今大会に臨んでいた。

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