関東大学ラグビー 早大が全勝対決に敗れる 開幕5連勝ならずも大田尾監督「収穫あるゲームだった」帝京大に21-36

 「関東大学ラグビー、帝京大36-21早大」(5日、秩父宮ラグビー場)

 早大は開幕5連勝とはならなかった。大田尾竜彦監督は「選手はいい準備をした。想定内のこともあるし違ったこともある。収穫のあるゲームだった。この壁を乗り越えないといけない。勝ちたかったなと思います」と振り返った。

 前半5分にライアウトから先制点を許すと同38分にもトライを決められた。セットプレーのミスが続くなど苦戦。ただ、同43分には主将のFB伊藤大祐(4年)の個人技からインゴールに迫ると、最後はナンバー8松沼寛治(1年)がトライを返して7-14で折り返した。

 後半は流れをつかみ、7-21の同13分にラインアウトからモールでフッカー佐藤健次(3年)がトライ。同28分にロック村田陣悟(4年)もトライ(G成功)を決め、21-24と3点差まで追い上げたが、同34分にトライを奪われ力尽きた。伊藤は「まだまだ僕自身も、みんながチームとして100%やりきれていない。もっと高みを目指してもう一回(全国大学)選手権でやれるように頑張りたい」と切り替えた。

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