宇野昌磨が今季世界最高でSP首位発進、今季初戦で完璧105・25点 2位に14・04点差
「フィギュアスケート・中国杯」(10日、重慶)
男子ショートプログラム(SP)が行われ、世界選手権2連覇中の宇野昌磨(トヨタ自動車)が今季初戦で105・25点の今季世界最高で首位発進した。
宇野は4回転フリップでGOE3・46、4回転-3回転の連続トーループでGOE2・85と、ともに高い出来栄え点を得て成功。最後のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も決めた。演技構成点も3項目すべて9点以上。完璧な演技を披露し、SP2位で前週のGPフランス杯優勝のアダム・シャオ・イム・ファ(フランス=91・21点)に14・04点差をつけた。
昨季世界選手権代表の友野一希(上野芝スケートク)は4回転-2回転の連続ジャンプを降りたが、4回転サルコーで転倒して80・50点で6位。昨季のグランプリ(GP)ファイナル銀メダリストで、今季のスケートカナダを制した山本草太(中京大)は4回転-3回転の連続トーループを着氷したが、続く4回転サルコーの回転が抜け、75・48点で8位発進だった。