八村塁 今季2度目日本人対決制す 悔し渡辺雄太「彼の3点、ダンクは結構痛かった」
「NBA、サンズ119-122レーカーズ」(10日、フェニックス)
渡辺雄太のサンズと八村塁のレーカーズがフェニックスで対戦して今季2度目の日本人対決が実現し、レーカーズが122-119で勝って4勝5敗とした。サンズも4勝5敗となった。八村と渡辺はともに途中出場。八村は20分27秒プレーし、7得点、3リバウンド、4スチールだった。渡辺は14分23秒のプレーで3得点、1リバウンドだった。この試合は「インシーズン・トーナメント」の一戦で、レーカーズは1勝、サンズは1敗となった。
今季2度目の日本人対決は明暗が分かれた。渡辺のサンズに逆転勝ちしたレーカーズは、八村が貴重な働き。勝負どころで躍動し、渡辺は「彼の3点シュートや、スチールからのダンクは結構痛かった」と悔しがった。
八村は7点を追う最終クオーター開始早々に3点シュート。5点リードの残り約7分ではこの試合四つ目のスチールを決め、そのまま自ら運んでダンクをたたき込んだ。一方の渡辺は最初に放った3点シュートを決めた後は成功なし。「パフォーマンスが上がってきていない。修正しないと」と危機感を口にした。